診療科の紹介・特徴
当科の日常の活動場所はERです。救急疾患全般を応需して、内科系、外科系の疾患に振り分けています。基本的には、ERでのトリアージを主な業務にしています。ERには、7名の救急科専門医が在籍しており、内因性や外因性の原因の違いは問わず、緊急性の高い疾患の初期対応を幅広く行っております。また救急医だけでは対応困難な症例に関しては各診療科と連携して診療しています。急性冠動脈疾患や脳卒中、腹膜炎や敗血症など重症度や緊急度の高い症例も応需できるような体制を整えています。ほとんどのメンバーが、病院内のRRS(院内救急対応チーム)や災害時のDMAT(災害医療支援チーム)にも参画して、病院横断的、地域横断的な医療活動にも積極的に取り組んでいます。
当科の日常の活動場所はERです。救急疾患全般を応需して、内科系、外科系の疾患に振り分けています。基本的には、ERでのトリアージを主な業務にしています。ERには、7名の救急科専門医が在籍しており、内因性や外因性の原因の違いは問わず、緊急性の高い疾患の初期対応を幅広く行っております。また救急医だけでは対応困難な症例に関しては各診療科と連携して診療しています。急性冠動脈疾患や脳卒中、腹膜炎や敗血症など重症度や緊急度の高い症例も応需できるような体制を整えています。ほとんどのメンバーが、病院内のRRS(院内救急対応チーム)や災害時のDMAT(災害医療支援チーム)にも参画して、病院横断的、地域横断的な医療活動にも積極的に取り組んでいます。
対応可能 疾患名
内科系疾患から外科系疾患まで緊急性の高い病態の患者さんを初期診療してトリアージしています。
教授紹介
-
久村 正樹
教授
Masaki Hisamura
専門・実績
日本救急医学会救急科専門医
日本精神神経学会精神科専門医・指導医
日本心身医学会心身医療(精神科)専門医
精神保健指定医アピールポイント
2025年4月1日付で救急科の責任者を拝命いたしました。わたしは最初に精神科で修練し、その後救急科に転科した経歴を持ちます。救急科としては高度救命救急センター、救命救急センター、二次救急病院などさまざまな形態の救急診療に従事して参りました。被災地や国際NGOの診療も経験し、それらを通じて多くの患者さんやあらゆる環境に対応できるER型救急の重要性を実感して現在に至ります。当院では前任の有嶋拓郎教授の方針を踏襲し、救急疾患全般の初療を担当するER型救急を実践していくことを目指します。
突然の怪我や病気など緊急性の高い患者さんへの初期対応と、専門治療が必要な患者さんを専門診療科へ引き継ぐ、病院のゲートキーパーとしての役割を担います。いっぽう超高齢化社会を迎え、医療と介護の境界が不鮮明な患者さんも多くなってきました。当科として全人的で最善の医療を提供するのはもちろん、地域での対応をどうしていくか、地域の諸先生方、住民の方々、行政の方々、消防の方々からご指導賜る必要があると考えております。
現在はわたしを含めて8名のスタッフで救急診療を担当しています。スタッフには集中治療、総合内科、総合診療科の専門医取得者も在籍し、専門診療的な視点からも治療にあたっております。
患者さんのお力になれるよう、日々研鑽を積んで参ります。ご指導ご鞭撻の程よろしくお願いいたします。
スタッフ紹介
講師 |
都築 誠一郎 医師 ![]() 〇専門医等
日本内科学会総合内科専門医
日本救急医学会救急科専門医
日本集中治療医学会専門医
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助教 | ||
中島 理之 医師 〇専門医等
日本救急医学会救急科専門医
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日比野 将也 医師 〇専門医等 |
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飛永 俊彦 医師 ○専門医等 |
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神田 吉統 医師 ○専門医等 |
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瀬川 悠史 医師 ○専門医等 |
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加藤 秀隆 医師 〇専門医等 |
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本郷 智伎 医師 〇専門医等 |
診療実績(2020年4月~2023年3月)
2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | |
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救急車受入台数 | 5,298件 | 6,234件 | 7,555件 |
救急外来患者延数 | 9,651件 | 12,097件 | 13,581件 |