診療科の紹介・特徴
当科の日常の活動場所はERです。救急疾患全般を応需して、内科系、外科系の疾患に振り分けています。基本的には、ERでのトリアージを主な業務にしています。ERには、7名の救急科専門医が在籍しており、内因性や外因性の原因の違いは問わず、緊急性の高い疾患の初期対応を幅広く行っております。また救急医だけでは対応困難な症例に関しては各診療科と連携して診療しています。急性冠動脈疾患や脳卒中、腹膜炎や敗血症など重症度や緊急度の高い症例も応需できるような体制を整えています。ほとんどのメンバーが、病院内のRRS(院内救急対応チーム)や災害時のDMAT(災害医療支援チーム)にも参画して、病院横断的、地域横断的な医療活動にも積極的に取り組んでいます。
当科の日常の活動場所はERです。救急疾患全般を応需して、内科系、外科系の疾患に振り分けています。基本的には、ERでのトリアージを主な業務にしています。ERには、7名の救急科専門医が在籍しており、内因性や外因性の原因の違いは問わず、緊急性の高い疾患の初期対応を幅広く行っております。また救急医だけでは対応困難な症例に関しては各診療科と連携して診療しています。急性冠動脈疾患や脳卒中、腹膜炎や敗血症など重症度や緊急度の高い症例も応需できるような体制を整えています。ほとんどのメンバーが、病院内のRRS(院内救急対応チーム)や災害時のDMAT(災害医療支援チーム)にも参画して、病院横断的、地域横断的な医療活動にも積極的に取り組んでいます。
対応可能 疾患名
内科系疾患から外科系疾患まで緊急性の高い病態の患者さんを初期診療してトリアージしています。
教授紹介
-
有嶋 拓郎
教授
Takuro Arishima
専門・実績
日本救急医学会救急科専門医
日本救急医学会指導医
日本集中治療医学会専門医アピールポイント
令和2年度開業した藤田医科大学 岡崎医療センターの救急診療科の部長を拝命いたしました。私は最初に外科を志望して修練しましたが、3年目から救急医療の領域で働いてきました。自己完結型の救急(鹿児島大学病院救急部、豊橋市民病院救命科)、集中治療室に併設した救急(名古屋大学病院救急部、鹿児島大学病院救命救急センター)、救急と総合診療、集中治療を併設した救急(富山大学病院救急部)などいろいろな形態の救急診療部門に従事してきました。岡崎医療センターでは、豊明の藤田医科大科大学病院救急総合内科の岩田充永教授の方針に従い、救急室での救急疾患全般の初療を担当することを目指しています。
救急医療では、内因性あるいは外因性の侵襲に対して生じる症候を適切に評価し、重篤化を防止することを第一の目標に掲げています。このために、瀕死の病態に対する緊急対応と、専門的治療が必要な状態であれば専門診療科への迅速な診療引継ぎを行います。慢性疾患が悪化しているような病態では、その増悪の程度や速度によって応変の対応が行えるように標準的な治療法に精通できるように研鑽を積んでいます。多くの診療科は臓器特有の病態に治療軸を置いていますが、救急診療科は、症候特有の時間軸に重きを置いた診療体系で成り立っています。
現在、私を含めて7名のスタッフで救急診療を担当しています。病院のゲートキーパー(院外救急に対する門番)の役割を果たしつつ、入院患者さんの急変対応や重症疾患の全身管理(院内救急に対する門番)にも応需できるように、着実に業務を拡充していきたいと思っています。
スタッフ紹介
講師 |
都築 誠一郎 医師 〇専門医等
日本内科学会総合内科専門医
日本救急医学会救急科専門医
日本集中治療医学会専門医
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助教 | ||
中島 理之 医師 〇専門医等
日本救急医学会救急科専門医
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飛永 俊彦 医師 ○専門医等 |
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神田 吉統 医師 ○専門医等 |
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瀬川 悠史 医師 ○専門医等 |
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助手 | ||
可知 弘成 医師 〇専門医等
後期研修医
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米津 雄大 医師 〇専門医等 |
診療実績(2020年4月~2023年3月)
2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | |
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救急車受入台数 | 5,298件 | 6,234件 | 7,555件 |
救急外来患者延数 | 9,651件 | 12,097件 | 13,581件 |