救急医療

救急医療について

安心できる救急体制

 岡崎医療センターの使命は、24時間365日体制での救急医療。8人の専任救急科医師が中心となるER型救急。西三河南部東医療圏の方々が安心できる救急体制を提供していきます。

救急診療部

救急科 久村正樹 教授

2025年4月1日付で救急科の責任者を拝命いたしました。わたしは最初に精神科で修練し、その後救急科に転科した経歴を持ちます。救急科としては高度救命救急センター、救命救急センター、二次救急病院などさまざまな形態の救急診療に従事して参りました。被災地や国際NGOの診療も経験し、それらを通じて多くの患者さんやあらゆる環境に対応できるER型救急の重要性を実感して現在に至ります。当院では前任の有嶋拓郎教授の方針を踏襲し、救急疾患全般の初療を担当するER型救急を実践していくことを目指します。
突然の怪我や病気など緊急性の高い患者さんへの初期対応と、専門治療が必要な患者さんを専門診療科へ引き継ぐ、病院のゲートキーパーとしての役割を担います。いっぽう超高齢化社会を迎え、医療と介護の境界が不鮮明な患者さんも多くなってきました。当科として全人的で最善の医療を提供するのはもちろん、地域での対応をどうしていくか、地域の諸先生方、住民の方々、行政の方々、消防の方々からご指導賜る必要があると考えております。
現在はわたしを含めて8名のスタッフで救急診療を担当しています。スタッフには集中治療、総合内科、総合診療科の専門医取得者も在籍し、専門診療的な視点からも治療にあたっております。
患者さんのお力になれるよう、日々研鑽を積んで参ります。ご指導ご鞭撻の程よろしくお願いいたします。