臨床検査部・病理部

臨床検査部紹介

  臨床検査部は品質方針として「全ては患者さんのために!」を掲げ、診療に役立つ検査情報の提供に努めています。
また、患者さんに安心・安全で質の高い検査を受けていただくとともに、教育病院として臨床検査技師教育にも努めています。更に、地域の医療機関と連携した24時間365日の救急医療体制を整える岡崎医療センターにおいて、迅速かつ正確な検査を受けていただけるよう臨床検査部・病理部スタッフ一丸となり鋭意努力しております。

臨床検査部の概要

 

臨床検査部の機能は大きく5つに分類されます。1階には「採血採尿室」、「生理検査室」が配置され、診察前・診察後の患者さんがアクセスしやすい位置にレイアウトされています。
2階には「検体検査室」、「輸血管理室」、「病理部」が配置されています。

臨床検査分野についての説明書

特徴

24時間・365日の検査体制

入院・外来問わず、主要な検査項目は24時間・365日対応しています。また、輸血検査・管理も同様に対応しています。

精度の維持・管理

日本医師会精度管理調査、日本臨床衛生検査技師会精度管理調査、愛知県臨床検査技師会精度管理調査に参加し、外部団体による精度の評価を受けています。
内部の精度管理は院内に設置された「臨床検査適正化委員会」にて定期的に評価・監視しています。

パニック値の報告

緊急異常値(パニック値)が設定されており、設定値を超える場合には直ちに主治医(検査依頼医)に電話連絡し、電子カルテに報告内容の記載も行っています。

部門紹介

採血採尿室

採血室には、4席の採血台と1部屋の個室が準備され、プライバシーへの配慮をしています。
また、受付および各採血台には感染防止のため「アクリル板」が設置されています。
採尿室は男性・女性・ハンディキャップ用にそれぞれ分かれており、快適で機能的に利用して
頂けるよう工夫しています。

生理検査室

採血採尿室やレントゲン室の直ぐ近くに生理検査室があります。
生理検査室では心電図、血圧脈波検査(ABI)、肺機能、脳波、筋電図、聴力、超音波検査などを行っています。
それぞれの部屋は全て個室化されており、プライバシーの確保に努めています。
(心電図室3室、肺機能室1室、運動負荷室1室、超音波室3室、聴力室1室、脳波・筋電図室1室)

検体検査室

尿・血液・髄液など検体検査全般を分析しています。また、微生物検査や遺伝子検査もバイオセーフティーレベルの高いエリアで検査を行っています。
24時間365日対応しており、夜間や休日も平日とほぼ同様の検査に対応しています。

病理部

迅速かつ正確な病理組織および細胞診断に取り組み、患者さんの診療並びに社会全体の医療発展に貢献します。

2022年度実績

 
項目 実績
採血数(採血採尿室実施件数) 44,206(件)
検体検査 2,395,414(test)
微生物遺伝子検査 19,050(件)
輸血検査 15,692(件)
生理検査 24,008(件)
病理組織 5,035(件)
                         内)術中迅速 210(件)
細胞診 3,069(件)
                  内)術中迅速 18(件)
剖検 4(件)

資格者一覧


スタッフ紹介(医師) 氏名
臨床検査部長/病理部長/教授 守瀬 善一
臨床検査部副部長/講師 垣田 彩子
病理診断科/講師 西島 亜紀
病理診断科/講師 中川 満
スタッフ紹介(臨床検査技師) 人数
臨床検査部副部長/技師長 1
臨床検査部課長/副技師長 1
臨床検査技師 23
病理部臨床検査技師 3
臨床検査技師認定資格 人数
医学博士 1
臨床検査技師臨地実習指導者 1
新型コロナワクチン接種実技研修受講者 13
タスク・シフト/シェア指定講習全課程修了者 10
検体採取等に関する厚生労働省指定講習会受講者  25 
二級臨床検査士 
認定救急検査技師 
POCコーディネーター 
認定一般検査技師 
排尿機能検査士 
認定サイトメトリー技術者 
認定臨床科学者 
認定臨床微生物検査技師 
感染制御認定臨床微生物検査技師 
認定輸血検査技師 
日本糖尿病療養指導士 
愛知県地域肝炎治療治療コーディネーター 
第一種消化器内視鏡技師 
超音波検査士  5
JHRS認定心電図専門士 
心電図検定2級・1級 
睡眠医療認定検査技師 
細胞検査士 
国際細胞検査士 
認定病理検査技師 
有機溶剤作業 主任者資格 1
特定化学物質作業主任者資格 3
第2種ME技術認定士  1
MCLSプロバイダー 
JPTECプロバイダー 
メンタルヘルスマネジメント検定試験Ⅱ種 
第1種衛生管理者 
医科医療事務管理士
健康食品管理士